6月に入り、蛍の時期となりました。
とはいっても、今年は撮影に行けるか微妙なとこではありますが、去年、撮影した写真で、LightroomとPhotoshopを使い、蛍の光をたくさん写す方法を紹介していきたいと思います!
まずは、完成写真です!
蛍の光跡がいっぱいです。
蛍の写真を普通にシャッタースピードを遅くして、長時間露光させても、よほどたくさんの蛍が居なければこんなに写すことは難しいです…
なので、Photoshopの比較明合成という機能を使います!
蛍の撮影時期と時間
地域によって蛍の種類によっても異なりますが、だいたい5月の下旬から7月頃になります。
去年は、6月の頭に撮影しに行ってます!
時間は、日没後の暗くなってから20時頃がピークのようです!
必要な機材
・一眼レフ、ミラーレスカメラなどのマニュアル撮影できるカメラ
・レンズ(キットレンズでもいいので、ズーム出来るのがいいです。)
・3脚
・リモートコントローラー
・LightroomとPhotoshop(ここでは、LightroomとPhotoshopを使った方法ですが、比較明合成の出来るアプリならなんでも大丈夫です!)
撮影の前準備
明るい時間帯に1度訪れ、構図を決めるておく。必須ではありませんが家から近いなど、余裕があればしていれば暗くなってもスムーズに撮影できます。
カメラのセッティング
3脚にカメラをセットして、リモートコントローラーを取り付けたらカメラのセッティングです。
設定値の方は、F値は可能な限りの、絞り解放にします。F2.8~5.6など。
ピント合わせは、明るいうちの前準備で行い、その場所で待機出来とけば、確実ですが、難しいかと思うので撮影しながらマニュアルフォーカスで微調整しながら調整しましょう!
この時に、明るい光源があればそこに合わせてみるなど
撮影開始
上のような、全く同じ構図での写真を2枚以上、できるだけ多く撮影します!
この時は、上の写真の他に4枚、合計で8枚の写真を撮影しました!
撮影現場での作業は、同じ構図の写真を撮影して、素材集めをする感じです!
この後に、この複数枚の写真を、合成して重ね合わせるので、1枚の蛍は数匹写ってれば十分です!
LightroomとPhotshopで比較名合成・現像
ここからの作業は、人によって違うかもしれませんが、僕のやり方は
Lightroomへの読み込み→Photoshopで写真を開く→Photoshopで比較明合成をし保存→Lightroomへ戻り現像
という流れです!
上の記事の方でLightroomへの読み込みの方法は載せています。
Lightroomで読み込んだ写真を、Photoshopで開きます。
素材となる写真を全て選択し、右クリック
他のツールで編集→Photoshopでレイヤーとして開く…を選択
これでPhotoshopで開くことができました。
開いた写真を全て選択し、赤線で囲ったとこの「通常」を「比較(明)」に変えれば、明るい部分、蛍の光をだけを重ね合わせることができます。
重ねる枚数が多く、蛍の光が多すぎたら、青線で囲ったとこで重ねる写真、重ねない写真を選択することができます。
比較明合成をし、使わない写真を除去しましたが、蛍の光はこれでいいけど、車のヘッドライトの光源などいらない光源が、写ってるので、左横のツールバーから消しゴムツールを選択し、いらない光源を消していきます。
上が、比較明合成後の写真になります。
レイヤーが複数あると、Lightroomで重くなるので、写真を全て選択し、右クリックで「レイヤーの結合」をして一枚にします。
この写真を保存すれば、自動的にLightroomでも反映されているので、Lightroomに戻り、現像→書き出しといつものLightroomでの現像作業となります。
まとめ
今回は、蛍の写真での比較明合成のやり方でしたが、花火大会の撮影、星の撮影などでも使えるので、応用して使って見てください!