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一眼レフや車、バイクを主にした雑記ブログです。ボディ:Canon EOS6D レンズ:EF70-200F2.8Lⅲ、EF24-105F4L 車:210系クラウンロイヤル バイク:スーパーカブ50

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LightroomとPhotoshopを使って、蛍の光を比較明合成でたくさん写す撮影方法

6月に入り、蛍の時期となりました。

とはいっても、今年は撮影に行けるか微妙なとこではありますが、去年、撮影した写真で、LightroomPhotoshopを使い、蛍の光をたくさん写す方法を紹介していきたいと思います!

 

まずは、完成写真です!

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蛍の光跡がいっぱいです。

蛍の写真を普通にシャッタースピードを遅くして、長時間露光させても、よほどたくさんの蛍が居なければこんなに写すことは難しいです…

 

なので、Photoshopの比較明合成という機能を使います!

 

 

 

 

蛍の撮影時期と時間

地域によって蛍の種類によっても異なりますが、だいたい5月の下旬から7月頃になります。

去年は、6月の頭に撮影しに行ってます!

時間は、日没後の暗くなってから20時頃がピークのようです!

 

必要な機材

・一眼レフ、ミラーレスカメラなどのマニュアル撮影できるカメラ

・レンズ(キットレンズでもいいので、ズーム出来るのがいいです。)

・3脚

・リモートコントローラー

LightroomPhotoshop(ここでは、LightroomPhotoshopを使った方法ですが、比較明合成の出来るアプリならなんでも大丈夫です!)

撮影の前準備

明るい時間帯に1度訪れ、構図を決めるておく。必須ではありませんが家から近いなど、余裕があればしていれば暗くなってもスムーズに撮影できます。

 

カメラのセッティング

3脚にカメラをセットして、リモートコントローラーを取り付けたらカメラのセッティングです。

設定値の方は、F値は可能な限りの、絞り解放にします。F2.8~5.6など。

 

ピント合わせは、明るいうちの前準備で行い、その場所で待機出来とけば、確実ですが、難しいかと思うので撮影しながらマニュアルフォーカスで微調整しながら調整しましょう!

この時に、明るい光源があればそこに合わせてみるなど

撮影開始

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上のような、全く同じ構図での写真を2枚以上、できるだけ多く撮影します!

この時は、上の写真の他に4枚、合計で8枚の写真を撮影しました!

 

撮影現場での作業は、同じ構図の写真を撮影して、素材集めをする感じです!

この後に、この複数枚の写真を、合成して重ね合わせるので、1枚の蛍は数匹写ってれば十分です!

 

LightroomとPhotshopで比較名合成・現像

ここからの作業は、人によって違うかもしれませんが、僕のやり方は

Lightroomへの読み込み→Photoshopで写真を開く→Photoshopで比較明合成をし保存→Lightroomへ戻り現像

という流れです!

 

www.kazuki955.com

上の記事の方でLightroomへの読み込みの方法は載せています。

 

 

 Lightroomで読み込んだ写真を、Photoshopで開きます。

f:id:kazuki9404:20200604174114p:plain

素材となる写真を全て選択し、右クリック

他のツールで編集→Photoshopでレイヤーとして開く…を選択

 

 

 

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 これでPhotoshopで開くことができました。

 

開いた写真を全て選択し、赤線で囲ったとこの「通常」を「比較(明)」に変えれば、明るい部分、蛍の光をだけを重ね合わせることができます。

 

重ねる枚数が多く、蛍の光が多すぎたら、青線で囲ったとこで重ねる写真、重ねない写真を選択することができます。

 

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比較明合成をし、使わない写真を除去しましたが、蛍の光はこれでいいけど、車のヘッドライトの光源などいらない光源が、写ってるので、左横のツールバーから消しゴムツールを選択し、いらない光源を消していきます。

 

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上が、比較明合成後の写真になります。

レイヤーが複数あると、Lightroomで重くなるので、写真を全て選択し、右クリックで「レイヤーの結合」をして一枚にします。

この写真を保存すれば、自動的にLightroomでも反映されているので、Lightroomに戻り、現像→書き出しといつものLightroomでの現像作業となります。

 

まとめ

今回は、蛍の写真での比較明合成のやり方でしたが、花火大会の撮影、星の撮影などでも使えるので、応用して使って見てください!